瓦(ぐし)を直してほしい、というお問い合わせは
まだまだ多くあります。
お問い合わせまで結びつかなくとも
当店HPにお越しくださる方の何割かは未だに “ぐし” 関係です。
ぐしがずれただけならばすぐにでも直せるのですが
未だに直されていないお客様はぐしがずれただけではなく
落ちて壊れた、1階の平瓦まで壊れたという感じでしょうか。
こうなると当店では手に負えない部分があります。
そんな中、お客様にお渡しする用のご案内文を作りましたが
使わなかったので、こちらで紹介したいと思います。
日の目を見ずにゴミ箱行きだとかわいそうなので・・・ ^^;
瓦屋根、修繕工事について
1. 同じ瓦、もしくは類似色の瓦を入手し、壊れた部分だけ直す。
2. 2階の瓦を全て新調し、既存の問題のない瓦を1階の壊れた部分に使用する。
・・・現在、瓦屋さんが多忙すぎるため、瓦問屋と取引のない当店では
瓦を入手することが困難です。今後も瓦屋根をご希望の際は
瓦屋さんをご紹介いたしますので、瓦屋さんに直接ご相談ください。
補足:1の場合、比較的安く済みますが同じ(類似色の)瓦があるか、
それを入手できるかが問題です。
2の場合、瓦がずれた・落ちた場所のルーフィング(屋根用防水紙)が
痛んでいる場合、後々の雨漏りの原因となる場合があります。
ルーフィングを全面新調される場合は、既存の瓦は全て破棄し、
新しい瓦を葺き替えることが多いそうです。
(既存の瓦をはがしたり移動したりする手間・工賃がかかってしまうため)
また、瓦屋さんが非常に多忙のため施工時期・可能な施工内容は不明です。
3. 2階をトタン屋根(ガルバリウム鋼板)やコロニアル屋根に新調し、
問題のない2階の瓦を1階の壊れた部分に使用する。
4. 1~2階ともトタン屋根(ガルバリウム鋼板)やコロニアル屋根に新調する。
・・・こちらですと、当店と提携板金屋さんの合同作業で施工可能です。
補足:ルーフィング(屋根用防水紙)を貼り直すことになりますので、
屋根からの雨漏りの心配はなくなるかと思います。
2階が固定された屋根材になるため、再度の地震でも瓦が滑落し
1階の屋根を壊す心配が無くなります。
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