道具袋の新旧交替

ペンキ屋さんの七つ道具に『腰袋(こしぶくろ)』というものがあります。
呼び方は腰袋の他に、道具袋・工具袋・釘袋などいろいろありますが
皮すき・カッター・ブラシなどを入れておいて
パッと使えるようにするための腰から下げる袋ですね。

それが経年劣化で痛むのに加え
ペンキ屋さんの場合、塗料で汚れていきますので
1~2年おきに交換します。

今回ちょうどそのタイミングでしたので写真をパシャリ。
写真 2015-09-16 18 16 59
左側の上下が足場用の腰袋。
右側の上下が塗装用の腰袋、です。
ここまで本格的な足場用の腰袋セットを持っているペンキ屋さんは
そうそういないでしょう ^^b
自分たちで足場を施工する我が社ならではだと思います。

交換と言っても、ただ新しい物にするのではなく
収納部分をちょっと大きめにしたり小ポケットがあるものにしたりと
少しずつ自分の中で改良したものを選んでいます。
ですので、職人さんによっては
まったく違うタイプの腰袋をしています。

そして、壊れているものはさすがに捨てますが
少し汚れているぐらいの物は後輩に譲ります。
職人たるもの愛用の道具は自分で使いこんで選びますが
その参考のためにもう一働きですね。
次の主は大事に使ってくれるかな?