白木の枠を既存色に合わせ塗装しました

今回のお仕事は浴室リフォーム後の木枠塗装です。

屋内木枠塗装のポイント
・木目を残すか
・どこまで色を近づけられるか
という感じですが、今回の場合、既存の枠に色も模様も合わせますので
・木目を出す浸透型の塗料を使用する
・年数がたった木枠なので色が一定じゃなく難しい!

という条件をクリアしなければなりません。
木目を残すのは問題ないですが、色合わせが超難関です。

木枠とドンピシャ同じ色の塗料が売っていることはまずありませんので
とりあえず手持ちの木部用塗料を何色か合わせ
一番近い感じにして、塗ってみました。
その写真がこちら。↓

むー、部分的には近いところもあるのですが
遠目から見ると、ちょっと薄いですね。
お客様はこれでいいですよと仰ってくださいましたが
気に食わない私は色を近づけるべくできる限りトライすることに。

ちなみにですが、一度塗ってしまったのでもう白木には戻せません。
このあたりが木目を残す場合の木枠塗装の難しいところです ^^;
経験と勘(いわゆる技術的なもの)と、センスが必要です。

そして、チョチョイとやってみたのがこちら。

うん、完璧!
木目も残っているし、色も単色でなく深みがあるし
良いお仕事ができました ^^v

緑川邦朗
このようなお仕事は工務店や大工さんからの依頼が多いので、直接お客様からお仕事をいただくことは少ないのですが、このような枠だけの塗装ももちろん引き受けておりますので機会がありましたらお電話下さい。