足場工事の際に必要となる電線「防護管」について

こんにちは、緑川塗装店です。
外壁塗装や屋根の工事を行う際には、必ず足場を組み立てます。ところが、足場が電線に近い場合、そのままでは感電や火災などの大きな事故につながる恐れがあります。

そのため、電線には「防護管(ぼうごかん)」という保護用のカバーを取り付ける必要があります。
この工事は私たち塗装店が行うものではなく、東京電力などの電力会社が責任を持って設置・撤去するものです。


防護管の費用について

防護管の料金は電力会社が定めており、当店で自由に設定できるものではありません。
内訳は以下の通りです。 

※2025年10月1日より下記料金になります。
※仮に防護管が10本必要だった場合

  • 基本料金:57,200円
  • 低圧線防護(取付)費:990円/本 × 約10本 = 約9,900円
  • 防護管リース代:約10,000円
  • 弊社での申請・手配手数料:約5,000~10,000円

合計すると、およそ85,000円前後 のご負担となります。


料金が高くなった理由

以前はもう少し(1万円ほど)安かったのですが、電力会社の料金改定(値上げ) により、基本料金や防護管リース代が上がったため、現在の金額となっています。
この費用は「安全を守るための必須工事」であり、塗装店側で削減したり省略することはできません。


お客様へのお願い

工事中の感電や火災を防ぎ、職人やご家族の安全を守るために、防護管は欠かせない設備です。
金額的なご負担はございますが、安心して工事をお任せいただくために必要な費用であることをご理解いただければ幸いです。

緑川塗装店は、これからも安全第一で丁寧な工事を行ってまいります。