こんにちは、緑川塗装店です。
外壁塗装をご検討されるお客様からよくいただくご質問のひとつに、
「補助金って使えるんですか?」というものがあります。
結論から申し上げますと、2025年9月3日時点で、日立市では外壁塗装そのものに補助金制度はありません。
今回はその理由や近隣市町村の状況、そして実際に補助金が出るリフォーム工事について、分かりやすくご紹介いたします。
外壁塗装に補助金が出ない理由
外壁塗装は「建物を長持ちさせるための維持管理工事」として扱われます。
見た目の美観を整えたり、劣化を防いだりすることが目的であり、省エネやバリアフリーといった国の政策目標とは直接結びつかないため、補助の対象外とされているのです。
同じように、屋根の葺き替えや雨漏り修繕なども補助金は原則出ません。これらも「維持管理工事」としての扱いになるからです。
近隣市町村の状況
では、日立市以外ではどうでしょうか。
高萩市・北茨城市・大子町など近隣自治体でも、外壁塗装そのものに対する補助金制度は基本的に確認できません。
ただし自治体によっては「リフォーム助成金」や「住宅改修費助成」といった制度を設けている場合があります。
しかし、対象になるのは多くの場合「玄関ドアの交換」や「断熱窓工事」などで、外壁塗装は対象外となるケースがほとんどです。
つまり、「外壁塗装だけで補助金をもらう」のは、現状では難しいと考えていただくのが確実です。
実際に補助金が出るリフォーム工事
では、どんな工事なら補助金が出るのでしょうか?
代表的なものをいくつかご紹介します。
- 先進的窓リノベ事業(国の補助金)
内窓(二重サッシ)やガラス交換による断熱工事が対象で、高額補助が受けられるのが特徴です。 - 子育てエコホーム支援事業
節水型トイレの設置や手すりの取り付けなどを組み合わせることで補助対象になります。 - 高齢者向け住宅改修助成(自治体ごと)
トイレ改修、段差解消、スロープ設置などのバリアフリー工事に助成が出るケースがあります。
このように、「省エネ」「バリアフリー」「子育て支援」といった国や自治体の政策目的に沿った工事が補助の対象となります。
まとめ
- 2025年9月3日時点で、日立市では外壁塗装そのものに補助金はありません。
- 近隣市町村も同様で、塗装は維持管理工事として補助対象外。
- ただし、国の補助金制度や自治体の助成金は「窓の断熱」「トイレ改修」「手すり設置」などで利用可能。
- 「補助金を使いたい」という場合は、対象になる工事と組み合わせて検討するのがおすすめです。
日立市で外壁塗装を検討されている方にとっては、直接の補助金は使えませんが、省エネやバリアフリー改修と合わせて行うことで制度を活用できる可能性があります。
緑川塗装店では、外壁塗装や屋根塗装のご相談はもちろん、リフォーム全体の計画や補助金制度の活用についてもアドバイスさせていただきます。
「補助金のご相談もお気軽に」どうぞお問い合わせください。